gekidan-rinのブログ

静岡市で活躍するアマチュア劇団です。

セクハラ・パワハラについて思うこと




 セクハラとかパワハラは、僕には関係ないと思っていたけど、自分の中に、もう自分が今では通用しないじゃないかという感覚があって、ちょっとモヤモヤしている。


 例えば、女優さんに「色気がない」というようなことを僕は言うが、それは、女性だから女性に見える、女だから女に見える…というようなことは、芝居の世界にはない。簡単に言えば、ニューハーフの方が女性として魅力的に見える。


 何故なら、ニューハーフの人は、女性になりたい、女性として見られたい、どうすれば女性的に見てもらえるかを考え、仕草・表情を研究している。更に、心は女性だから、その女性としての気持ちを大事にしている。


 一方、女性は体的に女だから、自分が女であることに疑問を感じない。でも、男女同権の教育の元、育ってきた女性には、何が女性的なのか、何が人間的なのか、あるいは男性的なのか、突き詰めて考えていない。


 実は、母親は子供を産んだから母親になる訳じゃない。母性というのは、ある意味、子育ての中から身につけていくものだし、子供がいなくても母性的な女性はいる。子供を産んだだけでは、母性は芽生えない。色気というのも同じ。女だから、色気がある訳じゃないのだ。


 しかし、そういう考えの元、指導していくことがパワハラになりそうなのだ。事実、女性からそういう指摘を受けたこともある。教えるということは、難しい。昔のように叱るだけではいけないことは分かっているし、僕も誉めて育てることを意識して教えているが、やはり、強く言わなければいけない時はある。しかし、それがパワハラだと言われたら…


 そろそろ、僕も老害と言われる範疇に入ったか…

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